私が私の運命を

一歩ずつ歩む度に、苦手な人物が、私の目の前から去って行く。まるで、それでいい、その調子だと、言われている気がした。私の知らないところで、私には全く関係のないところで、それは起こっていた。

臆病でもいい。このまま進もう。そう思った。